世話人日記

「プチ・ブルベ山城100km」の公式ブログです。

フットバイクで琵琶湖・・・ちょこっとだけね

勢いがよかったのは、スタート地点だけでした。
 
8月2日。琵琶湖ロングライドに張り切って行ってきました。
大津は薄曇りで、暑すぎもしない自転車日和。
これは気持ちのいい一日が過ごせそうです。
 
大津駅前で自転車を組み立てていると、小学校3〜4年生ぐらいの女の子をつれたお父さんが「変わった自転車ですねぇ。どうやってのるんですか?」とか話しかけてくれました。
「子供のおもちゃと同じですよぉ」
「これで琵琶湖一周するんですよぉ」
「ちょっと乗ってみますぅ?」
とか調子良くしゃべりながら組み立て。
スタート前に、ちょっと元気をもらったようないい気分。
 
駅前には、同じように自転車を組み立てている人がいましたけど、スタートのときはいらっしゃいませんでしたね。てっきり参加者だと思っていたのですが。
夏休みですからね。琵琶湖一周する方は、たくさんいらっしゃるんですね。
 
集合場所にはすでにたくさんの自転車乗りさんたちが集まってました。
そろいのジャージを着たチームの方とか、いかにも本格的な「競技者」って感じの体型の方がいるかと思えば、普段着っぽいスタイルで小径車に乗ってる方もいらっしゃる。
でも皆さん、自転車にはこだわってらっしゃるようですよ。
まぁ、ある意味、私のもかなりこだわった自転車ではありますけどね(^^)
 
受付、車検と手続きを済ませて、定刻の8時30分の少し前に「ちょっと早いですがスタートしてくださっていいです」って言う主催者(リキューさん)の声に送られてスタートしました。
スタートしてすぐ、路肩の何かにタイヤをとられてヒヤッとしたりもしたんですが、まぁなんとか走り出します。
ちょいと伝説を作ってやろうかい。てな気分でね。
 
当たり前の話ですけど、あっというまに皆さん視界から消えてしまいます。 
もとよりこちらはのんびりペース。
昼頃に花折れ峠を超えれば、後は何とかなるだろう。ぐらいのペースです。
峠まではだらだら上りが続きますから、15km/hで行けば十分間に合うはず。
余裕を持って走ってました。
 
ところが。
日吉大社西教寺の間くらいのところでしたかね。
左脚にちょっと違和感。ふくらはぎがツリそうな気配がしたんです。
塩分も水分も十分に摂ってるつもりでしたし、まだ全く疲れもしていませんでしたから、ちょっと休めば治まるだろうって軽く考えて、ちょっと休憩しただけで、左脚をかばいながら、また走り始めたんです。
 
ところがところが。
痛みはいっこうに治まりません。どうもツッテるんじゃなくて、軽い肉離れを起こしちゃってるみたいです。
だんだんと上りもキツくなってきます。さすがに右脚だけでは進む事もままならず、ほとんどの上りは押し歩きになってしまいました。
かなり情けない。
それでも湖西の田園風景の中を走ったのは、すんごく気持ちよかったんですけどね。
 
なんとか伊香立の付近まで来ました。アヴェレージは13km/hぐらい。
ちょっと遅いけど、想定内の範囲です。脚以外はすこぶる快調。
なんとか峠は超えよう、と改めてキューシートを見ようと思うと・・・ありません。
どうやらどこかに落としちゃったみたい。
前にも落とした事があるので、気をつけていたつもりだったんですが・・・。
キューシートと一緒にコントロールカードも無くしちゃったようです。
これじゃ失格ですね。
 
あららぁ、どうしよう、と思いながら走ってるうちに山から湖の方、堅田の街に出てしまいました。こりゃ、リタイヤした方が良さそうですね。
 
大会本部へリタイヤの報告を入れて、脚を改めて見てみると、ふくらはぎにポコンとこぶができてます。あきらかに、軽い肉離れですね。無理しないで正解ですわ。
 
フットバイクで走りきって、目立ってやろうって思ってたんですけどね。
今回は、ただの「いちびりのおっちゃん」になっちゃいました。トホホ。
完走の鍵は体調管理に尽きる、と思ってかなり慎重に準備をして、それなりに自信も会ったんですが・・・残念です。かなり悔しいです。
でも、まだあきらめてませんからね。また秋にでも、一人で走ってきます。
 
えっと。このロングライドのためにって注文していた装備諸々が、家に帰ってビール飲んでるときに届きました。
次は、もう万全ですね(^^)v