世話人日記

「プチ・ブルベ山城100km」の公式ブログです。

名古屋ケッタフェス

 
5時頃起床。起きられました。
いい天気です。
今朝になっても、まだ名古屋行きをどうしようか少し悩んでいます。 一人で行こうか、それとも家族で行こうか。 近鉄にしようか新幹線にしようか。とりあえず、持っていくものと自転車をセットしておきます。
 
妻が珍しく6時頃から起きてきました。
どうする?って尋ねたら、行きたいなぁって返事。じゃぁすぐ支度してくれ、娘も起こそうってことになりました。
時間に余裕がなくなったので、結局新幹線で行くことになっちゃいました。
娘も喜んでます。実は自転車よりも、東山動物園がお目当てなんですけどね。 8時に家を出て近鉄電車で京都駅へ。8時46分発ののぞみに乗り込みます。幸い自由席に空席がありましたから二人には坐ってもらいます。僕はちっこいヤツとは言え自転車を持っていますから、通路に立っての名古屋入り。娘も退屈になったのか、途中から通路にやってきました。
二人でわいわいおしゃべりしているうちに名古屋に到着。9時20分ぐらいでした。
 
KETTAフェスの自転車パレードは10時から受け付け開始とのこと。まだ余裕がありますね。のんびり歩いてでも行けそうです。でも朝御飯も食べずにやってきましたから、ちょっとなにか食べていきたいですね。せっかく名古屋に来たんだからと、きしめんのお店にはいって腹ごしらえ。 鰹出汁がよくきいているんでしょうか? 京都とはやっぱり味が違いますね。
ちょっとゆっくり食べていたらもう10時15分ぐらい。パレードの受付は10時45分までにすませてくださいってことでした。 こりゃ、急がないと。地下鉄の駅まで急ぎます。
会場は二駅ですからすぐそこですね。私一人なら当然自転車で行くところなんですが、家族連れです。自転車は1台しか持ってきてませんからね、仕方ありません。
 
栄の駅から地上へ出ると、ちょうど 「KETTAの会場はこっちですかぁ」「そうですよぉ」とか言うやりとりが聞こえてきました。
声のする方を見ると、それらしい自転車がまさに走りだそうとするところ。会場はすぐそこのようですよ。
僕はちっちゃな自転車をセットして、二人といっしょにテクテク歩きます。
会場に近づくに連れて、なにやら幟も見えてきました。雰囲気も盛り上がっているようですよ。
 
会場へ到着したのは10時40分ぐらい。ぎりぎりに待合いました。
広い公園にはステージが設えてあります。なにやら王様の格好をした方が陣取ってますよ。なにかパフォーマンスでもやってくれるんでしょうか?
いろんなブースが並んでますね。その数、12〜3箇所ってところでしょうか。 自転車でいろんな活動をしているグループのテントですね。 みんな様々な取り組みをされているようです。
 
中央には自転車に乗ってお茶しましょうってコンセプトのサイクルカフェがひろいスペースを用意してお客さんを待ってます。すでに何人もの方と何台もの自転車がひと休みしてますよ。
でね、その人達が、みんな同じ緑色のTシャツを着ているんですね。 ちょっとびっくりしました。ひょっとしてみんなスタッフの人?それとも、何かの団体?
実はパレード参加者にはお揃いのTシャツがプレゼントされるんですね。ダークグリーンで格好いいやつです。パレードにはそれを着て参加することになってるんだそうですよ。
まずは、受付に向かいます。京都から来た○○です、って名乗りを上げて注意事項を書いたパンフレットとTシャツを受け取ります。 家族の飛び入り参加は大丈夫ですか?って尋ねたら、大丈夫ですよってこと。子供用のレンタサイクルもありました。ありがたいですね。 ヘルメットも貸していただけましたよ。
娘はローラースケート用のを持っていきましたけど、妻の分はありませんでしたからね。今回はヘルメットの装着が義務づけられていたんですよ。
会場には顔見知りの方も何人か。去年のバイクサマーでいっしょに会場入りした、Duetに乗ってるご家族にも再会しました。私のことを覚えていて下さいましたよ。
 
11時を少し過ぎたころに、自転車パレードの事前説明が始まりました。 全体を10台ずつ、15組ぐらいのグループに分けて整列します。各々のグループにはリーダーとサブリーダーがついて、先導してくださるそうですよ。リーダーはヘルメットにフウセンをつけてますよ。
11時10分ぐらいから主催者および各協賛団体の方々からの挨拶が始まります。これがちと長かった。天気もいいし暑くなってきたので、子供にはちと辛かったかな? 挨拶がすんで、グループ分けをきちんと行ったところで、いったん自転車を置いて参加者はステージに向かいます。 全員で記念撮影ってわけです。
記念撮影が終わってようやく出発。グループ毎に自転車でステージに上がって、一言二言リーダーが挨拶をしてから道路へ走り出します。僕らは最後から3番目ぐらいのグループでした。
 
さてパレードが始まりました。要所要所にスタッフの方が張り付いて誘導してくださいます。安全第一で走りますから、ゆっくりゆっくりのペースになります。はっきり言って爽快感はありませんでしたね。 信号もすごく多くて、しょっちゅう止まってばかり。 娘はクルマがどんどん走るのに自転車が止まらされてばかりいるのが悔しくて涙を流していましたよ。
路上駐車もひどいものです。これはどこの街でもそうなんでしょうけれども、名古屋の広い道が、すごく無駄に使われているようでとてももったいなく思いましたね。
広い名古屋の道。その端っこに押さえつけられてとろとろ走る自転車の列。グループ分けしてますから、150台が長蛇の列を作っているって訳でもありません。案外、目立ってなかったのかもしれません。
これだけのイベントを構えていてもまだ、自転車は遠慮がちに走らなくちゃならないんですねぇ。
走っていてなにやらもの悲しくなってしまいました。
 
まずは安全第一を考えなくてはならないスタッフの皆さんのご苦労は、大変なものだったと思います。
ほんとお世話になりました。パレードとはこんなものなのかもしれません。
でも本音を言えば、もっと自由気ままな走りがしたかったですね。
汗ばむ陽気の中、公園に戻ってきたのは、13時を回っていましたよ。