世話人日記

「プチ・ブルベ山城100km」の公式ブログです。

「自転車の安全利用の促進に関する提言」 読んでる最中-その2

昨日の続きです。平成16年度の人口構成を見てみました。
ソースはこちら。
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2004np/index.htm
 
お年寄りがどんどん元気になっている昨今、いくつぐらいまで自動車を運転なさるのかちょっとわかりませんが、仮に75歳までとしましょうか。
原付免許取得可能年齢は18歳でしたね。
そこで,18歳から75歳までを合計すると、およそ9,600万人になります。ちなみに総人口は1億2,700万人。
 
免許を取れる人→9,600万人。そのうち、自動車・原チャリを持っている人→9,000万人。
単純に考えたら、免許を取れる人の94%がエンジン付きの乗り物を持ってる事になりますね。
総人口あたりで考えても71%。国民の七割が自動車・原チャリを持ってる勘定になります。
  
自動車って、こんなに行き渡っているんですね。いまさらながら驚かされます。
実際に走り回っている自動車は、もっと少ないんでしょうが、十分に行き渡っているのは確かなところでしょう。 
 
よく「自動車は今の世の中になくてはならない」とかって言いますけど、「無くてもいい自動車」も山ほどあると思うんですよ。
もうちょっと自動車を減らそう、って議論になぜならないのか。