世話人日記

「プチ・ブルベ山城100km」の公式ブログです。

フットバイクレポート・・・フットバイクでサーキット

レースから一夜明けた朝。暑さのせいもあって5時半には目が覚めました。
快晴です。
快調です。
熱中症の後遺症はないみたいですよ。気分がいいです。
筋肉痛は各所にじんわり。想定内の範囲ですね。
昨日は、家で休んでいるときに太ももとふくらはぎがつりそうになったりもしたんです。
必死になって力を抜いて、事なきを得ましたがヒヤヒヤものでした。
筋肉に張りを感じるのは下半身だけです。上半身はそれほどでもない。
心なしか、腕が太くなっている感じがしないでもないですが、大した事は無い。
もう少し胸が張るんじゃないかな、って思ってたんですけどね。
背中も腰もなんともないです。
痛みが無いのはいいのですが、これは、まだ全身を使ってないってことの証左なんですかね。
 
さて、昨日のレースの話。
とりあえず、ちょっとは目立ってたようです。
走ってるときも、ちょこちょこ声をかけてもらえました。知り合いの方も何人か。
スタンドからも声援をちらほらいただいていたようです。
嬉し恥ずかし、ってところで、手を振って声援に応えなきゃならないところなんですが、余裕がありませんでね。
走ってるだけで、いっぱいいっぱいでしたから。
失礼しました。
 
鈴鹿サーキットはかなり高低差のあるコースです。
しかもエンデューロでは、スタート直後にかなり長いだらだら上りがあります。
第一関門ってところなんですが、私だけじゃなくて、あんまり力の無い人は、みなさん苦労されてる様子。私の脚でも、遅い集団にはなんとかついて行けたほどですから。
一番スピードが遅くなるシケインのあたりは、コースのすぐ際まで参加者のテントピットがあるんですけれども、ここはつらかったですね。みっともないカッコは見せられませんから、ひたすら涼しい顔になるよう、顔面を緊張させて走ってました。
 
苦しい上りの後には、快適な下りが待ってるってことがはっきりしてるのがサーキットのいいところ。
エンデューロのコースでは、後半に長い下りが待ってくれてます。
フットバイクは普通の自転車みたいに高速域で加速がむずかしいです。
加速するには地面を蹴らなくちゃなりませんが、ペダルをまわすみたいな速さで地面を蹴るなんてできませんわね。
ですから、下りはひたすら体制を低くして滑走するしかありません。
これが、気持ちよかったですねぇ。
普通の自転車でも下りは気持ちいいんですけど、やっぱり座ってるのと立ってるのとの違いですかねぇ。
こっちの方がスピード感があるような気がしてね、気持ちがいいんですよ。
まぁ、フットバイクで、こんなに長い下りを走ったのは、今回が初めてだってのもあるんでしょうがね。
なんにせよ、快適でした。
スキーの滑降競技ってのはこんな感じなのかなぁ?って想像してました。
 
会場の場内アナウンスでも、ちょっと取り上げてもらいました。
5周目を走ってるところでしたかね、
「アレは何ですかぁ?」「キックボード?キックバイクってやつですか?」
とかなんとか。
ちょうど上りにかかるところだったんでね、地面を蹴る脚にも力が入りましたよ。
 
先にも書きましたが、二周走って一休み、という、のんびりペースで走ってましたから、最終的には9周回しかしていません。リザルトによると、クロスバイクソロ部門では40人中、38位ですって。あ、恥ずかし。
筋肉疲労はそれほどでも無かったですから、涼しいときだったら、もうちょっと走れたと思うんですけどね。
 
ま、またがんばりましょ。