気になる連載「新・車社会論」
9月11日から読売新聞で「新・車社会論」と言う特集が連載を始めています。
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/feature/syakai/
冒頭に「車社会が直面する現状と未来を考える。」とあります。
どのような論調の記事になるのか、どういった側面から車中心社会を見せてくれるのか、とても興味があります。
毎年一万人が交通事故で亡くなっている、と言う事実だけでも、過度にクルマに依存している社会はおかしい、と考えるのが普通の感覚だと思うんです。
しかしながら、自動車関連産業に従事する人が国内で500万人、という事実もある。
これだけでも、簡単にクルマを減らす事ができないってことはわかります。
無駄だとわかってても、作らなきゃ、売らなきゃならない社会構造になっちゃってる。
でも、若年層では、少しクルマ離れが進みかけているとのことでもあるそうな。
カーシェアリングやレンタカーで十分、マイカーは必要ない、と言う人も増えて来ているようす。
無駄な買い物は控えよう、という、しごく当たり前の感覚をもった人が増えて来たって事でしょうか。
少しずつですが、無駄なクルマは減ってくるかもしれません。
買い控えが進めば、産業構造も変わってくるかもしれません。
希望は、あります。
ところで、
おそらく、車社会の限界を一番感じているのは、自動車メーカーそれ自身だと思ってます。
世界一利益をあげている会社には、やっぱり世界最高レベルの頭脳が集まってると思いますし、ずっと先を見つめてると思ってますから。
自動車の先に来るものを、視野に入れていると思うんですが・・・。
なんだろう?
おそらくは、ロボット。
だと思う。