世話人日記

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道路交通法改正試案・・・パブリックコメント提出

本日、提出しました。
 
道路交通法改正試案」に対するパブリックコメント
氏名
住所
連絡先
 
道路交通法改正試案」のうち、「3.自転車利用者対策の推進」について意見を
提出いたします。
 
1.はじめに。
本試案が踏まえるものとする「提言」には京都議定書目標達成計画(抜粋)が添
付され、そこから「公共交通機関や自転車の利用促進」が地方公共団体ならびに
国民の「基本的役割」であると明確に記載され、「自動車から公共交通機関や自
転車への転換」の必要性が謳われています。
しかしながら、本試案の当該項目ならびにその踏まえるものとする「提言」には
「自動車の円滑な運行を妨げるもの」としてしか自転車ならびに歩行者は捉えら
れておらず「自動車に代わるものとしての自転車」と言う視点がまったく欠けて
いるようです。
京都議定書の第一約束期間(2008年〜2012年)が目前にせまり、政府も「環境立
国戦略」策定に向けて動き出しております。そのようなときに、自動車を中心と
した交通システムを擁護・強化するような試案が提出される事は、国際的に非常
に恥ずかしいことであるとともに、温暖化防止へ向けて活動しようとしている国
民の意欲を大きく削ぐものです。
 
2.各項目についての意見
(1)通行区分の明確化
削除を求めます。
道路標識という視覚的に明確な区分があるにも関わらず、ほとんど規則が守られ
ていない、かつ取り締まりも行われていない現状を鑑みますと、自転車の歩道通
行を可とする条件の緩和は、歩道上にさらなる無秩序を生み出すことは容易に想
像できます。
 
(2)児童・幼児のヘルメット着用の推進
賛同いたします。
 
(3)街頭活動の活性化
大きな危惧をいだきつつ、賛同いたします。
昨今の風潮として極端な「安全志向」「清潔志向」があげられると思います。
その風潮下での街頭活動は、ともすれば自転車の歩道走行を推し進めるものにな
りかねません。
地域交通安全推進委員の方々への指導、教育をまずしっかりとおこない、自転車
車道通行原則を徹底するよう方向付けすることが必須だと思われます。