道路交通法改正案-3 パブリックコメント

こんな形で出そうかと思ってます。
　
道路交通法改正試案（以下、本試案とする）の中、「3 自転車利用者対策の推進（1）通行区分の明確化」の全面削除を求めます。
理由は下記です。
　　
本試案が踏まえるものとする「提言」には京都議定書目標達成計画（抜粋）が添付され、そこから「公共交通機関や自転車の利用促進」が地方公共団体ならびに国民の「基本的役割」であると明確に記載され、「自動車から公共交通機関や自転車への転換」の必要性が謳われています。
しかしながら、本試案の当該項目ならびにその踏まえるものとする「提言」には「自動車の円滑な運行を妨げるもの」としてしか自転車ならびに歩行者は捉えられておらず「自動車に代わるものとしての自転車」と言う視点がまったく欠けています。
あまつさえ、歩道走行可能条件の拡大は、すでにある無秩序状態を助長するものであり、国民の自転車嫌い、自転車離れを進めるものです。
京都議定書の第一約束期間（2008年〜2012年）が目前にせまっている今、このような試案が提出される事は、国民の温暖化対策への意欲を大いに削ぐものであり、また国際社会においても日本の国益を大いに損ねるものであると懸念されます。
　
以上。