世話人日記

「プチ・ブルベ山城100km」の公式ブログです。

 
この日は子供会のお祭り。
近くの神社へ子供達が小さな御輿をかついでお参りに行きます。
実際のところは大人が担いで、子供達は回りを一緒について歩くだけなんですけどね。
御輿も酒樽に増加を飾り付けただけの簡単なモノですし、大げさな行事じゃありません。
でも子供達は、それなりに楽しみにしているんです。
 
おみこしは、住宅街を練り歩いてから少しだけ広い道に出ます。かつては神社へ続くのんびりした参道だっただろう道が、数年前に大型スーパーができてから、すっかり車の往来が頻繁なあぶなっかしい道になってしまいました。
子供達のおみこしは、広い道路の端っこに作られた、狭苦しい歩道を窮屈に進みます。
その横では、当たり前のように大きな自動車が通り過ぎていきます。
そして子供達は、その状況を当たり前のように感じているのです。
 
変だと思いませんか? 
 
子供のお祭りで子供たちが担ぐお神輿が車に気兼ねしながら道の端っこを歩くなんて、そんなのおかしいですよ。
事前に道路使用許可をとって云々って問題じゃありません。
車が子供達に気兼ねして、道をあけるべきなんです。
 
子供の頃から「自動車優先」をたたき込まれる今の子供達。
かわいそうです。
 
それを改めようとしない大人達。やっぱりおかしいです。
あたりまえじゃありません。